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これで管理人と会う約束はできた。



少しはあの家族に会うための道はできたってことだ。




そう思った瞬間に後ろから


「へー、こんなサイトってあるんだねぇ~。」



その声にびっくりした俺はイスから転げ落ちながら振り返った。




そこには榊本人が立っていた。


「俺のこと、あんまり深入りしない方が身のためなんじゃないかなぁ~。なんて。」




そう腕組みをしながら話した。



「何で…?雅哉の勉強は終わったんですか?」




そう尋ねると

「あれ?話はぐらかすつもりなんですか~?俺の言ったことに返事してないよな。人の話は聞こうよぉ~。」




軽い口調で言った。




俺はいらいらしながら



「分かりましたよ。」



とつぶやいた。
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