GAME
次の日の午後5時。指定された場所に行くと髪の長いパンツスーツ姿の女性がいた。



「こんにちは。ミサさん…ですよね?」



そう声をかけると屈託のない笑顔で

「ええ。そうですけど、隼人さんですか?」


と問いかけてきた。




俺は頷くと隣に座って話をした。



今家でどういう状態か。昨日サイトを見てる時にどんなことを言われたのか。




そしてもちろん被害を受けた家族に会いたいということも。




そしたらすぐには無理かもしれないが近々会える時があるとミサさんは言った。
< 8 / 16 >

この作品をシェア

pagetop