GAME
一方家では…



「イェーイ!雅哉君すごいじゃーん!この問題が解けるなんて。結構難しいんだよ?」



「そんなことないですよ…。先生のおかげです。」



「お、いいこと言ってくれるじゃん!」




いつも通り、榊先生による授業が続いていた。






ガチャ



「ただいま。」



「おっかえりー!遅かったじゃん!は・や・とくんっ。」



「・・・なれなれしく呼ばないでください。」




そう言うと自分の部屋に入って鍵をかける。





外から


「おーい。鍵なんてかけてもすぐに開けられるよ?小銭があればすぐに開くんだし。」


と声がかかったので俺はドアを開けて



「うるさいんで静かにしてもらえませんか?」



そう怒鳴った。



「おー、怖い。そんなんじゃ嫌われちゃうよ?」



と上目づかいで言われたので思い切りその鼻先でドアを閉めた。
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