マリア ―暴走族の女神―
女神の名
―――‥‥――‥
「そいつは念のため、見張っとけ」
「はいっ!」
公園に着くと、入口で何故だか男が倒れていた。
よく分からないが見た目で判断し、怪しいから見張るように指示をして、俺は公園内に向かう。
(無事でいろよ‥!!)
なにせ、ここの公園は広い。
昼間は子供達で賑わっているが、夜はこの広さだ。
何かあっても気付かれにくい。
「奈々ー!!」
どこにいる?
お前はどこにいる?
「大和さん!これ‥落ちてました‥」
後輩の仁が手にしてたのは‥奈々の携帯だった。
「‥殺す。奈々に何かあったら殺す‥!!」
くそ野郎。
「奈々ー!!」
周りを見渡すと、人の気配がする。
目を細めると人影が見えた。
「お兄ちゃんっ!!」
「奈々っ!?」
探し求めた妹の声――‥
「そいつは念のため、見張っとけ」
「はいっ!」
公園に着くと、入口で何故だか男が倒れていた。
よく分からないが見た目で判断し、怪しいから見張るように指示をして、俺は公園内に向かう。
(無事でいろよ‥!!)
なにせ、ここの公園は広い。
昼間は子供達で賑わっているが、夜はこの広さだ。
何かあっても気付かれにくい。
「奈々ー!!」
どこにいる?
お前はどこにいる?
「大和さん!これ‥落ちてました‥」
後輩の仁が手にしてたのは‥奈々の携帯だった。
「‥殺す。奈々に何かあったら殺す‥!!」
くそ野郎。
「奈々ー!!」
周りを見渡すと、人の気配がする。
目を細めると人影が見えた。
「お兄ちゃんっ!!」
「奈々っ!?」
探し求めた妹の声――‥