毒妹
文系の勉強を昼過ぎから初めて、夕方には終わらせる

少しの談笑の後、篠原が夕食を運んで来るので二人で食事する

ほとんど外出しないはずの月子だが、日々の読書の賜物か、知識が豊富で月子との会話は楽しかった

月子は僕の友人や職場の話を聞きたがる

『お兄さんったら』

月子は何でもない話を口元を隠しながら本当楽しそうに笑う


僕達、兄妹はとても仲が良かった


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