『 虹色ドロップ 』
「条件とは?」


「それはまだ知らないほうがよろしいですね。その前に貴方の未練を取り除かないと…」


「未練ね?強いて言えば、学生時代の恋人にもう一度会いたいかな?」


「それでは、交渉成立ってことで…」


ミント・ストロングは手のひらに乗せた桃色ドロップを差し出す。
すると、安東康夫はドロップに吸い込まれて行く。




< 13 / 21 >

この作品をシェア

pagetop