『 虹色ドロップ 』
武井春夫は霊界の入口に来ていた。


しかし、通行書がない為門番に止められる。


困り果て、その場にしゃがみこむ。


すると、道化師の服装をした男性が声をかける。


「わたくしが通行書を発行して上げましょうか?」


「えっ!」


「あっ!申し遅れましたがミント・ストロングと言います。」


「それで天国に行けるなら、よろしくお願いいたします。」


「それには、この世の未練を取り除く必要があります。」


「うーむ、未練ね!?」


しばらく、春夫は考えていたが何かを思い出した。


ミント・ストロングの手のひらに乗せた。紅色ドロップに吸い込まれて行った。



★★
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