『 虹色ドロップ 』
水色ドロップ
太田喜代司(おおた、きよし)はタイムカプセルを20年後の今日、五月七日に掘り出した。
本当なら幼なじみの成瀬京子と開けるはずだったが、京子は此処に居ない。
風の便りに聞いた程度で…
地方の男性と結婚して、今は何処に住んでいるのすら分からないのである。
その中に入っているのは、二人の書いた手紙と宝物が入っている。
しかし、入れた覚えのない?ドロップの缶があるので不思議に思った。
蓋を開けてみると取扱い説明書が入っている。(ペット用なので…決して人間に与えてはならない。)
その取説に従って、ペットのたま(飼い猫) に挙げたことで奇妙な体験をするのであった。
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