WANTED


拓海side




さて、さっさとここを出ないとな。




と、その前に。




「………よし。」




これで大丈夫だろう。
後は茱良をスーツケースの中に入れて運ぶだけだな。


ここがホテルなだけにスーツケースを持ったやつなんていくらでもいる。


まさか人が入ってるなんて誰も思わない。




俺はあらかじめ持ってきていた大きめのスーツケースの中に茱良を入れた。




うわ、こいつあの時と体重変わってないんじゃねぇ?




元々細身だったけど成長してるところは成長してるし。




よし、そろそろ行くか。




拓海side終わり



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