WANTED


家につくといつも通り玄関にはたくさんの組の人達がいた。




いつ見てもすごい威圧感。




「「「お帰りなさいっす!!!」」」




この人達も私の事を心配してくれてたんだよね。


よし、ここは勇気を振り絞って!




「み、皆さん!ただいま!」




いつもは頭を下げるだけだけど今日は感謝も込めて挨拶をしてみた。




「お、お嬢が……
お嬢ーっ!!」




余程嬉しかったのか涙を流す人まで出ていた。




こう見るとあまり怖くないかも。



< 54 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop