WANTED


K通りに入りアイスフィールドが見えるとそこは人で賑わっていた。




「わーいっ!」




私はあまりの嬉しさにアイス売り場まで走っていた。




「あ、茱良、待ちなさい!」




何にしようかな〜




「「「きゃーっ!!!」」」




え?




「茱良、危ないっ!」




『グサ……グサ……』




この時、私は初めて血の気が引いていくのを感じた。




「ママ……パパ……?」




「いたぞ!あそこだ!」



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