好きなんて言わないから(短編)
~親友side~

彼とつきあってから、親友である彼女は私を避けるようになった

だから、聞いた
『何で避けるの?』
って…

でも、こう答えた
『二人に悪いから』
って、純粋に驚いた
なんで、気を使う必要があるのだろうって…
だって、私と彼が付き合ってるのは…
この子を独り占めしないないように…
二人とも同じ理由だから…

だから、いった
『別に、彼のことそんなに好きな訳じゃないし…気を使わないで?』

って…この時に、何でもっと慎重に言葉を選ばなかったのだろう?
彼女は絶望的だと言うような目をしていた
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