暴走族のプリンセス
「おい
お前そこで何をしてる?」
うわっ
びっくりした
急に声かけられるんだもん
「ここは俺たち雷神の場所だ」
あー
またやっちゃった
「かわいいこがいると思ったらさっきの
こやん」
うん?
私のこと知ってるのかな?
「まぁ、それはそうと貴方がドアを壊したんですか?」
やばっ
ピーンチ
ニコニコしてると…
「お前ふざけているのか?」
ふざけているつもりわないんだけどなぁー
「…でどうなんだ?」
ここは素直に謝っておこう
『はい壊しました。すいません』
「本当に?君何者?」
何者って言われても…
桜鬼の総長って言うわけにもいかないしな…
悩んでいると…
「おいそこで何をしてる?」
この声はルカ‼
いいところに来た
助けてもらお
『ルカ〜助けて』
「「「「「えっ」」」」」
どうしたんだろう?
まぁ、いっか☆
ルカのところに行くと…
ルカが
「こいつに近づくのやめてもらえませんか?」
そうしたら
「君何様?俺たちに命令とか?」
めんどくさ〜
『私たちは、ん〜』
口塞がれた
コソコソ
『どうしたの?私たちは桜鬼っていえばいいじゃん』
「そんなこといったら隠している意味がねーだろうが」
そっかー
隠しているだった
「なんしろ俺たちにかかわらないでください」
そう言って屋上を出た