$恋愛布告$
「これでいいですか?会長。」
すこし強情になって言う。
「まだダメ。」
そう言うと会長は私に近づいてきた。
「・・・な・・なんですか。」
「スカート。」
「・・・」
スカートの丈だけは、直したくない。
周りは皆膝よりお尻に近いくらいスカートの丈が短い。ちゃんとしている人と言えば優等生と執行部だけだ。そんな中、成績が良かったため嫌々生徒会に入らされた私がスカートを長くしていると、絶対に・・・笑われる。
「はぁ・・・」
何も言わない私に会長はまたため息をついた。