$恋愛布告$





「そんなに俺を・・・誘惑したいの?」






「・・・はい?」

この宿敵生徒会長は、何を言い出すんだ。




「だめだよ、柚雫。」

そう言って顔を近づける会長。

勿論後ずさりする私だが、ソファの肘置き部分が邪魔でこれ以上は下がれない。



ふわっっと会長の手が私の太ももに触れる。

< 17 / 22 >

この作品をシェア

pagetop