$恋愛布告$


「ちょッ・・・」

慌てて払い落とそうとしたが、その手を会長の手が掴んだ。



「柚雫が悪いんだよ?」

ビクッ


耳元で囁かれて、私の体は正直に反応する。




「もしかして耳弱い?」


分かって言ってるのが、また憎たらしい。

私は反応しているのが悟られないように、神経を耳に集中させた。





「スカートの丈、直してくれるね?」

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