手錠の女神



 「冬麻もうお昼だよ?」


 「は?」


 「お昼休みだってば」


 「…あぁ」



 ついさっきまで先生に書類整理頼まれたばかりだと思ったのに



 やはり寝ると時間が経つのが早い



 「お昼どうするの?」


 「…別に」


 「じゃあ私と一緒に」


 「それは嫌だ」


 「冬麻の意地悪ー!ま、調査に行ってきてあげますよーだ」


 「おう」


 「そーゆー時だけいい返事なんだからー」


 「ほっとけ」


 「べーだ」



 子供っぽくアッカンベーと行動をする岬に少しの呆れを感じつつ



 寝違えた首を回して痛みを和らげる



 机で寝るとやっぱりダメだな











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