愛の罠
顔が近づいて来て 温かい物が私の口の中に入った
言わなくても分かってる 
彼の舌だ



私の口内を荒らす
抵抗出来ない私は 彼の服を握っていた



なかなか終わらないキスの嵐
着いて行くのに精一杯で




唇が離れて 彼が笑った



「警戒心が足りねーって。」



なっ!
しかも 電気を付けた?停電じゃなくて 消したの!




「今度は大丈夫そうだな!」




そう言って 何も持たずに帰って行った
何しに来たの---!




しばらく動けなかった
何で キス?



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