愛の罠
皆のコーヒーを淹れていると
私の腰に 誰かの手が回された




後ろから抱き締められてる状態だ
ビックリし過ぎて 動けない




「秋山って誰?」
 



この声聞いた事ある
誰だろう?



振り返って確認しようと体を捻った
それと同時に 首に生温かい何かが触れた



「え・・ 」



ちゅく



黒髪で 切れ長の目
この間の人!!




「な 何するんですか!」




「警戒心無さ過ぎ!その内 襲われるぞ」



あなたに?
って突っ込んでやろうと思ったけど からかわれるから止めた





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