愛の罠
廊下を歩いて居ると 頭の上から声がした




「寧々」




あ!



「星月さん。」



私の名前 知ってるんだ




「俺の名前知ってんだ?」




「先輩達から聞きました。」




ふ~んと言いながら 一緒に歩く
行く方向一緒なんだ



確かに口数は少ない
でも 普通に喋ってくれるけどな~




「何?俺の顔に何か付いてる?」



「う~ん?噂とは違うな~って思って」




呆れた顔で 私を見る
本人に言ってどうすんのよ!
後で後悔・・・



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