君の涙
 ―――次の日―――

ピンポーン♪

「春斗おはよっっっ!!」

「わゎっっっ!!何だよ!!電話しろよっ」

「ごっめーん!!はやく行こっっっ!!」

 ―――遊園地―――

「ねぇねぇ、あれ乗ろう!!」

「げっ!!ジェットコースターかよっ」

「ドキドキするね」

「お、おぅ」

「ギャーーーーーーーー!!」

「あぁ、怖かった!!」

俺たちはそれからベンチに座った。

「なぁ、おまえ何かあんだろ!!」

「何にもないよ!!」

「ウソつけっっっ!!昨日からおまえ変だぞ!!」

「べっ・・・別に何もないよ」

そう言って癒璃南は泣きながら去っていった。
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