【完】結婚からはじまる恋《1》
晃さんが資料室の整理をしていた。
私は晃さんがいらないと判断した書類をシュレッターにかけて処分するだけ。
「…頼は間に合った?」
「あ、はい」
「良かった…でも、まさか…オフィスでいじめ現場を目撃するなんて」
「…でも、鈴木さんたちの言いたいコトは分かってます」
「・・・」
私は書類をシュレッターにかけながら、呟く。
「…私が頼さんの相手では誰もいいと思いません…」
私は晃さんがいらないと判断した書類をシュレッターにかけて処分するだけ。
「…頼は間に合った?」
「あ、はい」
「良かった…でも、まさか…オフィスでいじめ現場を目撃するなんて」
「…でも、鈴木さんたちの言いたいコトは分かってます」
「・・・」
私は書類をシュレッターにかけながら、呟く。
「…私が頼さんの相手では誰もいいと思いません…」