【完】結婚からはじまる恋《1》
でも、私を背中に隠して盾となってくれた頼さん。
私は嬉しかった…
「社長だって…」
私と頼さんをくっつけたがってるのはおばあちゃんのおかげ。
「…深幸ちゃんはいい子だよ。君はもっと前に出た方がいい。君は未来の社長夫人だ。堂々としてればいい…君が控えめになろうとするから、変な輩が…ゴチャゴチャ言うんだよ…」
「…晃…さん?」
彼は知らないんだ…
私と頼さんが結婚する本当のワケを。
私は嬉しかった…
「社長だって…」
私と頼さんをくっつけたがってるのはおばあちゃんのおかげ。
「…深幸ちゃんはいい子だよ。君はもっと前に出た方がいい。君は未来の社長夫人だ。堂々としてればいい…君が控えめになろうとするから、変な輩が…ゴチャゴチャ言うんだよ…」
「…晃…さん?」
彼は知らないんだ…
私と頼さんが結婚する本当のワケを。