【完】結婚からはじまる恋《1》
「…そう言えば…純名さんだけ・・・ワインじゃないけど…いいの?」


俺はふと純名さんが一人、ソフトドリンクなのに疑問を持つ。


「…今はアルコール全て飲めないの」


「禁酒?」



「……頼…疎いな…深幸ちゃんはわかるだろ?」



「…はい」



「何、何、何だよ!!?分からないのは俺だけか??」



「本当に頼さん…疎いです」



「お前まで言うか??」



俺は深幸にまで小馬鹿にされた。



「妊娠してるんですよ」


「えっ!?」



俺はそれを訊いて納得した。





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