【完】結婚からはじまる恋《1》
ー頼side-
期限付きの結婚なのに…
俺は彼女と小さな双子の子供を連れて、草原を駆け抜ける夢を見た。
不可不思議な夢ーーー・・・
これが俺の願いなのだろうか?
深幸は俺より先に起きて、キッチンに立ち、朝食の準備をしていた。
いつもは誰もいない無機質な空間なのに。
食をそそる匂いが漂う。
滅多に鳴らない腹の虫まで鳴った…
俺は彼女と小さな双子の子供を連れて、草原を駆け抜ける夢を見た。
不可不思議な夢ーーー・・・
これが俺の願いなのだろうか?
深幸は俺より先に起きて、キッチンに立ち、朝食の準備をしていた。
いつもは誰もいない無機質な空間なのに。
食をそそる匂いが漂う。
滅多に鳴らない腹の虫まで鳴った…