【完】結婚からはじまる恋《1》
「…はい」
副社長の口からおねぇちゃんの名前が出る度に、気分が悪くなる。
彼はおねぇちゃんを本当に愛しているんだ…
「…18時半か…美愛ちゃん…夕食何が食べたい?」
「え、あ…いえ…寿司かな?」
「寿司か…」
「あの…頼さんって呼んでいいですか?」
「んっ?いいけど」
「あ…じゃあ、頼さんは何が食べたいですか?」
「…俺は…ゴメン…深幸の元に帰らなきゃいけない」
「わかりました…おねぇちゃんに私のコトは話さないでください」
「ああ…約束するよ」
副社長の口からおねぇちゃんの名前が出る度に、気分が悪くなる。
彼はおねぇちゃんを本当に愛しているんだ…
「…18時半か…美愛ちゃん…夕食何が食べたい?」
「え、あ…いえ…寿司かな?」
「寿司か…」
「あの…頼さんって呼んでいいですか?」
「んっ?いいけど」
「あ…じゃあ、頼さんは何が食べたいですか?」
「…俺は…ゴメン…深幸の元に帰らなきゃいけない」
「わかりました…おねぇちゃんに私のコトは話さないでください」
「ああ…約束するよ」