【完】結婚からはじまる恋《1》
俺のデスクの内線電話が響く。
「はい、こちら…副社長室…」
手が離せない俺に代わって晃が受話器を取った。
「受付に副社長の義理妹だと名乗る少女が来てるらしい・・・」
「・・・」
美愛ちゃんは深幸の病院の診察の付き添いのはずだろ!?
「いい。会うから通せと…伝えろっ」
「わかった…」
晃は俺の意思を伝え、内線を切った。
「俺が下まで迎えに行く…」
「頼む」
俺は晃に美愛ちゃんの迎えを頼んだ。
「はい、こちら…副社長室…」
手が離せない俺に代わって晃が受話器を取った。
「受付に副社長の義理妹だと名乗る少女が来てるらしい・・・」
「・・・」
美愛ちゃんは深幸の病院の診察の付き添いのはずだろ!?
「いい。会うから通せと…伝えろっ」
「わかった…」
晃は俺の意思を伝え、内線を切った。
「俺が下まで迎えに行く…」
「頼む」
俺は晃に美愛ちゃんの迎えを頼んだ。