【完】結婚からはじまる恋《1》
ー美愛side-
部屋に戻るとおねぇちゃんは気分が悪いと横になった。
「でも、パーティに同行するんでしょ?」
「…ねぇ?美愛…私の代わりにパーティに行ってくれない?」
「私がっ!?」
私はおねぇちゃんに懇願され、頼のいる寝室に向かう。
「どうした?」
お手洗いから出てきた晃さんが私を呼び止める。
「…頼に用事か?…頼はパーティの支度で忙しい…お前の相手をしている暇はないぞ」
「…おねぇちゃん…気分が悪いみたい…代わりに行ってくれって頼まれた」
「はぁ?」
晃さんは瞳を見開き、眉間にシワを寄せた。
「たくっ…深幸ちゃんの鈍さには呆れる…彼女は本当にお前のコトを誤解してるな」
「でも、パーティに同行するんでしょ?」
「…ねぇ?美愛…私の代わりにパーティに行ってくれない?」
「私がっ!?」
私はおねぇちゃんに懇願され、頼のいる寝室に向かう。
「どうした?」
お手洗いから出てきた晃さんが私を呼び止める。
「…頼に用事か?…頼はパーティの支度で忙しい…お前の相手をしている暇はないぞ」
「…おねぇちゃん…気分が悪いみたい…代わりに行ってくれって頼まれた」
「はぁ?」
晃さんは瞳を見開き、眉間にシワを寄せた。
「たくっ…深幸ちゃんの鈍さには呆れる…彼女は本当にお前のコトを誤解してるな」