俺が教えてやるよー俺だけを見てろー

「唯が家出る時間までもうちょっとあるしまだ、支度の途中だったんだろ?外で待ってんのヤだから家に入って待ってる」


「いやいや、外で待っててください」

「良いから、入れろ」


「……ど、どうぞ」

もうっ!なんなのよ!こいつは、彼女に向かってその口はないんじゃないですか!?

しかも、普通にドカドカ入っててソファーにドサッと音がしても良いぐらいに勢いよく座るし。

ソファーが壊れる!もうちょっと静かに座れ!


「何、まだ飯食ってたの?」

「そうですけど、何か?……あん、じゃなくて九条君?が来たから途中だったんですよ」


タイミングよく来たからね。でも、もう食べないから良いけど。

途中の朝食を片付け初めたのは、良いがさっきから背中に物凄く視線が感じるのは気のせいでしょうか?





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