Endless Revenge



ガラガラ



2-Sの生徒が音楽室へ次々に入って行く




「あっあの化粧落として来たよ。其れからごめんね。化粧の仕方教えてとか急に言って、」





『まぁ、その様な事は気にしなくても、





「あっそうだ、ワタシのは雨宮 春類 -Amemiya Haruru- この子は飯田 茉侑実 -Ida Mayumi-だよ。」




其れから他の生徒達が自己紹介をしてゆく



「よろしくね」



『えぇ、でわ早速やりましょ。貴方の顔は可愛いと言うより綺麗だと思うのよ、、、』




少女は丁寧に説明をしながらテキパキと進めて行く




ーーーーーー




ーーーー





ーー




『最後にグロスを塗りまして、完成よ』



先程まで騒がしかった生徒達が静かになる。



「春類?」



「ぇっ?そうだけど………」



「きゃーすごく綺麗」



「あぁ」



「別人じゃん」



「おぉ」



「わっじゃなくて天城寺さんありがとう。すごく嬉しい」



すると少女は春類に微笑みかけながら



『和姫で良いわよ。春類さん明日楽しみにしてるわ。頑張ってね練習。でわ』



優雅に少女は音楽室を出て行く















< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop