Endless Revenge
ガラガラ
2-Sの生徒が音楽室へ次々に入って行く
「あっあの化粧落として来たよ。其れからごめんね。化粧の仕方教えてとか急に言って、」
『まぁ、その様な事は気にしなくても、
』
「あっそうだ、ワタシのは雨宮 春類 -Amemiya Haruru- この子は飯田 茉侑実 -Ida Mayumi-だよ。」
其れから他の生徒達が自己紹介をしてゆく
「よろしくね」
『えぇ、でわ早速やりましょ。貴方の顔は可愛いと言うより綺麗だと思うのよ、、、』
少女は丁寧に説明をしながらテキパキと進めて行く
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『最後にグロスを塗りまして、完成よ』
先程まで騒がしかった生徒達が静かになる。
「春類?」
「ぇっ?そうだけど………」
「きゃーすごく綺麗」
「あぁ」
「別人じゃん」
「おぉ」
「わっじゃなくて天城寺さんありがとう。すごく嬉しい」
すると少女は春類に微笑みかけながら
『和姫で良いわよ。春類さん明日楽しみにしてるわ。頑張ってね練習。でわ』
優雅に少女は音楽室を出て行く