流星群 ‖




ぎゅーっと蓮にしがみついたまま離れなかった









ちなみに翠は隣だって










同室も同然だよね










でもそんな事はどうでも良かった










今は、今だけは









蓮「ほら、目ぇ冷やせ。まじやばいから。」
星「うぅー。」









クスクス笑う蓮に促され渋々手を離す










ありゃーこれ私?










不細工さんがもっと不細工さんになってるよー








星「何これー⁉お化けー!ふふっ。」
蓮「やっと笑った。」
星「へ?」
蓮「泣き顔なんか似合わねぇよ。お前は怒って、笑ってりゃそれでいい。」











と言って優しく瞼にキスをした











そこから目尻







耳から頬へ








ん?なんか降りて来てません?











ハッとした時には遅かった









星「れ、んー..........ふぅ.............んんっ...........あ、やぁ........や、........んぁ..........んー、んんっ!...........」








さ、酸欠ー!









ヘルプミー!









蓮「息継ぎぐらい覚えろよ?」
星「........はぁっ.........む、むり!」









やっと離してくれたけど










死にます












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