流星群 ‖




やっと揃った龍星幹部











星「やっと言えるね。あの時はほんとにごめんなさい。だけど他に方法が無くて。あの銃口があの倉庫で向けられたらって思うと怖くて。」












私は顔を伏せた










舞「顔を上げて?私も蓮が撃たれた時は何も出来なかった。足が竦んで。星羅を庇うなんて出来なかった。自分なら避けるのにね?」










受けに行くのは怖いね









って悲しく笑った









紘「誰も怒って無いし、気にしなくていい。ただいまって戻って来い。でももう1人で突っ走るな。心配するから。」









とわしゃわしゃと頭を撫でた










星「ちょ、また⁉今整えたのに!」
紘「は?」
星「おいコラ、そこくすくす笑うな!」









と笑ってた蓮を指差す









紘は?って顔をしてる









翠「星羅静電気立ったみたい。ほら、櫛貸して。」








と言ってときなおしてくれる翠










星「裏の顔が無けりゃ完璧なのに........」
翠「え?なんか言った?」











今絶対聞こえてたよね?
絶対わざと言わせてるよね?










星「なんでもなーい。ん、ありがと。」
翠「いーえ。もう謝らないでね?ごめんねじゃなくてありがとって言ってよ?」
星「え?じゃ、じゃあごめんね、そしてありがとう?」









舞「何で疑問系?」
星「さぁ?何と無く?」












ひとまず蓮は無事退院できた



















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