流星群 ‖
病院に到着し
検査を受けて手術室へ
医師はそんなに深くないから大丈夫と言っていた
すぐに手術中のランプは消えて医師が出て来た
「傷の方は対したことないですが、精神的に弱ってますね。睡眠は取れてますか?今は大事な時期ですからね。」
そう言い残し医師は去ってった
病室に行くと頭に包帯を巻いた痛々しい星羅がいた
玲央はまた来るからと帰った
学校あるしな
精神的か奴の言葉も痛かったな
要らない奴
その言葉にこいつは敏感
また寝れてねぇのか?
3週間も寝てたのに
はぁ、とため息をつき椅子に腰掛ける
ほんとはあの後こいつを安心させたかった
お前の為にこんなにもの人が集まったんだって
要らない奴なんかじゃないって
自分の目で確かめさせたかった