君の大切な物は何ですか〈修正中〉
「うるさい、黙れ!」


安田は肩をビクッと揺らした。



「生意気言ってんじゃねーよ!」





「生意気なのはアンタっしょ!?」




「ちょっとこいや。」

髪の毛を引っ張られ、屋上に連れて行かれる。


「痛いっやめてよ!」


ガンッ



あと一歩で落ちるってところで横に突き飛ばされた。



「い…た…」





「親にチクってんじゃねーよ!てめぇのせいでアタシが昨日どれだけ酷い目にあったか…」



「それは自業自得でしょ!?」



安田の目を見れなかった。




だってその目は…

力強く、悲しみをこめて、アタシを深く恨んでるような…



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