君の大切な物は何ですか〈修正中〉
目を逸らす私に安田は調子に乗ってる様子。


「くくっアンタも結局そんなもん?」


「え?」


「親に頼るだけ頼って、自分が一人の時は なにもできない奴。」


なに?それ


「あのババァもそうなんじゃない?」





ドカッ



アタシは知らぬまに 安田を殴ってた。



「あたしの事はっ好きなだけ言えばいいっ!でもウチのお母さんの事を言う奴は誰でも 許せない!」



「なっ…」



また私強いのよって言うような目で見てきた。



「いきがってんじゃねーよ!」



私がそう叫んだ時、 安田のあの目はなくなった。


それどころか目の前の事に酷く驚いてる様子。



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