君の大切な物は何ですか〈修正中〉
最低…

腐ってるコイツ。


「あんたなんか…」


「はぁ?」


「お前なんかいなくなればいいのに。」


「!?なに?また突き落とされたい?」

「好きにすれば?」

「!」


お父さん…何も悪くないのに。

私をかばって謝ったんだ。


その時のお父さん…きっと…


「死ね…」

「はあ!!?」

「お前なんか…死ね…消えろ…私の前から…」

ジリジリと迫る私に
ジリジリと後ずさり する安田。



「…ちょっと…」


「コロスヨ?」

とっさに出た言葉。


「え。」


「私の家族を傷付けて私をおとしいれようとした。」


「…」


「もうやめてよ。」


私の頬に涙が沢山つたる。



「…」


「もうやめてぇぇぇ!」


吠えるように怒鳴る私にかなりびびっている安田。
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