チャラい奴に恋をした☆
「涼介ぇー。」
「ん?」

私が声をかけるとすぐに気づいて涼介は
振り向いてくれた。

男友達に囲まれてる涼介。
人気者だなー。

「あ、黒崎ちゃんだー。」
「涼介だけ仲良くてずりーよー。」
「お前、本命は海花ちゃんだろー?」
「じゃあ黒崎ちゃんは譲れよー。」

ードカッ


「で、どうしたの?杏奈。」

友達に軽く蹴りをいれてから、私の方を
みる涼介。爽やか笑顔だ。

「えっと、今日の勉強会なんだけど。」

そこまで言って、私の思考は
ストップする。


あれ?さっき何て言ってた??

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