チャラい奴に恋をした☆
幸せにひたりながら
私は佑都と、図書室に向かった。

図書室のドアを開けてみると
中は不気味なくらい静かで。

涼介は見あたらない。

「海花、涼介は?」

私が海花に声をかけても、こたえは
かえってこない。

何かを察したのか、

「悪りぃ。俺、帰るわ。」

佑都は帰ってくれた。
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