空と虹の境界線





何故か景色がゆっくりと見え、刀の刃が少しずつ睦月さんに近づいてゆくのが見えた




私は思わずギュッと強く目をつむってしまう


でも..……

つむっていいの?


このまま何も見ないふりしていいの?




いいわけないっ!!!!!!!



私は、素早く目を開け、腰にある刀を抜くと睦月と呼ばれる方の前に立ち、刀を構えた



「永久ッッッ!!!!」



総司の叫ぶ声とほぼ同時にキィィイーンと金属音が響く

























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