空と虹の境界線
かかっていた力がなくなった私はそのまま倒れそうになるところを睦月と呼ばれる方に支えられる
怖かった。
自分に向けられた刀、怒り、殺意
初めてではないとはいえ怖かった。
震える手を握り締めるが一向に止まりそうにない
「大丈夫ですか?」
睦月と呼ばれる方が心配そうにこちらを見る。
「大...丈夫です。」
こんな事を毎回経験している新撰組は凄い
私は、そう感じずにはいられなかった
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