私の大切な王子様♪

日向side

「ちょっとどこいってたの?」


「ぉ、いた」


走って教室に戻ったらエリがいた。いつのまに…


そーいえばハルって呼ばれてたなぁ


私も呼んでみたいなぁ・・・


そんなことを考えていると


「ちょっと、聞いてる?」


「聞いてない」


「聞きなさいよ」


「しょうがないから聞いてあげる」


「なによその上から目線」


「すいませんでしたー」


「棒読みじゃん。まぁいいや」


「で、何?」


エリは顔を赤くしながら


「さっきさヒナ、水上春馬呼んだときそばに違う男の子いたじゃん?で、うちその人を好きになったかもしんない」


ぉーいいじゃん!!


「私全力で協力慮すっから!だからえりも私に協力してね!」


「うん!約束だよ!」


そんな話をしていたらエリの好きな人が


「いたいた!」


「ぇ?」


「あのさ携帯の番号教えて!あと俺の名前は村上捷太。よろしく!」


「ぇ、あ、はい」


えり戸惑ってる。



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