私の大切な王子様♪

運命の出会い



「ヒナー早く来ないと遅刻するよ」


今のは小学からずっと一緒で幼なじみの


親友の桜谷えり。


「まってー今行く」


私の名前は広瀬日向。


今日から念願の高校生!


「ヒナ、彼氏出来るといいね」


「本当にさ」


そんな会話をしながら歩いてると、


「痛っ…」


人とぶつかってしまった。


「ぁ、ごめんなさい」


顔を見てみると


ちょーイケメンじゃん!めっちゃカッコいい…


「あの、ずっと俺の顔見てるけど、俺の顔に何かついてる?」


「な、なんにもついてないです。ぶつかってすいませんでした」


そう言って私は走って逃げて来た。


私の後ろ姿を見ているとは知らずに。


ハァ…ハァ…疲れたぁ。


まさか、あそこでかっこよすぎて見とれてたなんて言えるわけないでしょ。














これが私たちの出会いだった。




< 2 / 71 >

この作品をシェア

pagetop