私の大切な王子様♪
運命の出会い
「ヒナー早く来ないと遅刻するよ」
今のは小学からずっと一緒で幼なじみの
親友の桜谷えり。
「まってー今行く」
私の名前は広瀬日向。
今日から念願の高校生!
「ヒナ、彼氏出来るといいね」
「本当にさ」
そんな会話をしながら歩いてると、
「痛っ…」
人とぶつかってしまった。
「ぁ、ごめんなさい」
顔を見てみると
ちょーイケメンじゃん!めっちゃカッコいい…
「あの、ずっと俺の顔見てるけど、俺の顔に何かついてる?」
「な、なんにもついてないです。ぶつかってすいませんでした」
そう言って私は走って逃げて来た。
私の後ろ姿を見ているとは知らずに。
ハァ…ハァ…疲れたぁ。
まさか、あそこでかっこよすぎて見とれてたなんて言えるわけないでしょ。
これが私たちの出会いだった。