私の大切な王子様♪
「・・・せ。広瀬」
考え事してたらいつのまにか違う世界に行ってたみたい。
「ん?なに?」
「いや、ぼーっとしてたから呼んでみただけ」
呼ぶなら用件言えよ!!まぁいいけどさ。
てか授業始まんじゃん!
「春馬たちって授業いくの?」
いくなら私もいくけど・・・
「いかないけど?」
「じゃあ・・・「駄目だ」
春馬が私の言葉に重ねて言ってきた。
は?何で駄目なの?アピールするチャンスなのに・・・
「教室に戻れ。俺はお前とは一緒にいたくない」
「ハ・・・ハル」
捷太君がこんなことを言っている春馬に焦っている。
一緒にいたくないとかひどいなぁ。
てか私が言おうとしたこと何でわかったんだろう?
「お前・・・。何でお前の言いたいことわかったの?って顔してるな」
私は思ってることを当てられ驚いてしまった。
「教えてやるよ。お前の顔に出てるからだ」
顔に出てたのかな?