私の大切な王子様♪
てか、怖いとか言ってる暇じゃないし!
言いたかったこと言わなきゃ。
「で、私に何を言いたいの?」
そう思っていると先にえりに聞かれた。
んー、そー言えばなんて言おう。早く来たのはいいけど、言うこと考えてなかった・・・。
適当に思ったことでも言うか。
「んーとね、いつもそばに居てくれてありがとう」
照れながら言ってる私にえりは
「どーしたの、急に?」
「いやぁーなんかさ、昨日昔のこと思い出しててさ。」
「昔のことって?」
私は昔のことを懐かしく思いながら話した。
「私さー昔、いろんな人と付き合っては別れてたじゃん?でさ、苛められててそーいうときえりはずっと私の側にいてくれたじゃん。私にとってはものずごく支えになったことだったから、改めてお礼を言おうと思ってさ」
えりは目に涙を浮かべながら「そっか、こっちこそありがとうね」
私たちは朝から二人で涙を流しながらお互いの大切さを確かめ合った。