私の大切な王子様♪
私は、泣きそうなえりに、話しかけた。
「いっとくけど、えりのせいじゃないよ?だから、そんな泣きそうな顔しないで?」
「でも…」
えりは納得出来ないって顔をしながら私の顔を見た。
それでも私は話を続いけた。
「私が怪我したのは自分のせい。何でえりのせいになるの?私の不注意でなったの」
「でも!私は日向を守りたかった」
ありがと…えり。
「私はその気持ちだけで充分!じゃあ、今度私を守ってね!」
「もちろん!約束する」
そういって私とえりは指切りゲンマンをした。
「ほらほら、もう泣かないの!私は笑ってるえりが好きなんだから」
えりは綺麗な涙を吹いた。
それから私達は他愛のない話をして笑あった。