私の大切な王子様♪
それから私たちは自分の教室に戻った。
戻るとき春馬は私をまたお姫様抱っこした。
「ちょ、えりえりえりえりえりえりえりえり。やばい、やばい」
私はえりの耳に顔を近づけ
「春馬と付き合うことになった!」
そしたらえりは「えええええええええええええ」と大声を出した。
「ちょ、声大きいって!しぃー!」
「やったじゃん、日向!まぁ、私はわかってたけどね。あなたたちが付き合うこと」
「ん?何か言った?」
「いや、なんでもないよ」
じゃ、いいけど。
それにしてもどうしよぉ~。ちゅーしちゃったよ!
めっちゃテンションあがるぅー♪
よし、今日一緒に帰れるか聞いてみよう。
携帯携帯。
あ。失敗した。番号聞くの忘れてた。
そんな私を見てえりは
「見てて面白いわ。喜んでると思ったら突然落ち込んだり」