私の大切な王子様♪
「ねね春馬。周りの目線気にならない?」
「別に。逆に俺ら有名になったんじゃね?」
その考えポジティブすぎるでしょ。
てか、春馬はもともと有名だし。
春馬私と付き合ってていいのかなぁ。もっともっと私よりいい女の人いると思うけど・・・。
って、私何考えてるんだろう。付き合えて嬉しいんだからもっと喜ばなきゃ。
けど、不安が消えない。
「どうしたんだ?そんなくらい顔して。もしかして、さっきの嫌だった?」
「ううん、違うの。ただ春馬にはもっともっといい女の人がいるんじゃないかって思って。いつか、私から離れていくんじゃないかって」
「大丈夫だ。俺は絶対お前から離れない。こんなに惚れてるのに離れれるわけねぇだろ」
「最後の方なんていったの?よく聞こえなかった」
私が聞くと春馬は顔を赤くして「なんでもねぇよ」って。
何いったんだろう?気になるけどまぁいいか。
「あー」
春馬はいきなり何を言い出すのかなと思ったら私をおぶった。
「やっぱお前軽いな。ちゃんと飯くってるか?」
「軽くないから!もー降ろしてよ」
「いいから。あばれるな」
それから私たちは他愛のない話をして帰った。
おんぶされながら。