私の大切な王子様♪
てか、頭があれってどうーゆう意味よ。運動神経はいいほうだけどさ・・・。
そのあとの、顔もいいって・・・。私の顔がいい?今気づいたけどエリの目って腐ってんじゃないの?
まぁ、そんなこと言ったらエリに殺されちゃうから言わないけど。
~キーンコーンカーンコーン~
「あ、チャイム鳴っちゃった。戻んなきゃ。さすがに4時間目は受けないとやばいからね」
「だね。まぁ、寝ないように頑張りな」
さすがにもう寝ないよ。だって、たくさん寝たしね。
てか、体育祭出れないのかぁ~。地味にショック。
あー、無性にイライラしてきた。私を怪我させた先輩達に。
「バン…」
気づいたら机を叩き立ち上がっていた。
「どーした、広瀬」
やばっ。イライラしすぎて興奮しちゃった。
私は急いで座った。
何か仕返ししたいなぁ。仕返しって言っても殴るとかじゃなくて、皆の前で恥をかかせたいんだよね。
一生懸命考えてる私の隣で、神河君が笑ってるのには気づかなかった。