僕のモノローグ~初恋の君へ~
そんな君の心に1人の人物が入り込んでいることに気付いたのは、随分と経ってからだった。


僕は気付きたくはなかったのに。




君の視線は――先輩へ。


ズキズキと胸が痛んだ。


君の視線に気付いてから、僕は初めて自分の気持ちに気付いた。


あー、好きだったんだと、この時実感した。


馬鹿みたいだろ?


大事な幼馴染だと思っていた心は、いつしか恋心に変わっていっていたんだ。





初恋に気付くと同時に、初めての失恋をした

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