僕のモノローグ~初恋の君へ~
あの日、君は気持ちをぶつけた。


先輩の卒業式の日に。


相変わらず僕は君の幼馴染のままだった。


「ふられちゃった」と泣きながら言う君を抱きしめたかった。


無理して笑っている姿が痛々しくて、僕の胸も痛んだ。


苦しいのは君なのに。
< 9 / 19 >

この作品をシェア

pagetop